世界の英検？

英検が「国内向け」のイメージを転換しようとしているそうです。
オーストラリア政府との協定やスコア化などを図り、
国際標準規格であるCEFRとの対応も目指していくとのこと。

英検は中高生向けの英語資格ですので、
今回のようなオーストラリアへの高校生の語学留学に使えるようになるのは
比較的メリットがあるのかなと思います。

TOEFL iBTの活用が徐々に広がりつつあるのも事実ですが、
正直なところ中高生には酷なテストでもあると思います。
日本の英語教育が変わらない限りはという条件付きではありますが、
こういう動きは歓迎なのでしょうね。

実際、留学や海外での生活をするということを考えるとTOEICスコアはあまり役に立ちません。
TOEICで点を取れなくても生活できるレベルのコミュニケーションが取れる人もいれば、
そうでない人もいるのが現実でしょう。

その意味では英検というのはTOEICと比べて評価が低いなと感じます。
なんだかんだ言って面接があるのは大きいです（あの面接がどうかは別として）。

世界の英検となるかはわかりませんが、
日本の子どもたちの英語力のアップに向け、
いい資格制度ができればいいですね。


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タグ：英語資格